「衛生管理者の実務を一般論ではなく、事例を用いて座学とディスカッションで習得する！」

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衛生管理者は、職場における労働者の健康障害を防止するため、労働安全衛生法に基づき、常時50人以上の労働者を使用する事業場で選任が義務付けられています。安全衛生業務従事者である衛生管理者やその他労働災害防止のための業務に従事する者は、職務を適切に遂行し、事業場の安全衛生水準を向上させるために、初任時に必要な教育を受ける必要があり、その後も労働災害の動向や技術の進展などを踏まえて、自身の能力向上に努めることが求められます。
厚生労働省では、労働安全衛生法第19条の2に基づいて、「能力向上教育指針（平成元年5月22日付け公示第1号）」を策定しています。
衛生管理者の能力向上教育は、この指針に基づいて実施される教育であり、受講が努力義務とされています。

衛生管理者スキルアップ研修（法定：能力向上研修）では、選任から概ね５年以上経過した衛生管理者の能力の維持向上を図ること目的としています。

昨今、企業における人材管理において、労務管理と併せて労働衛生管理の重要性が高まってきています。

少子高齢化による労働力低下や年齢別構成人員の偏り、職場内ではハラスメントなどによる人間関係やコミュニケーションの不和も散見され、メンタルヘルスへの対応・対策も一層求められています。これらは従業員の健康とともに生産性にも大きく影響を及ぼすものであり、衛生管理者の役割が一層重視されていると言えるでしょう。衛生管理者は、その職務において「５つの管理」を行い、さらには人事労務管理との連携をも行わなければなりません。

本研修では科目ごとに専門講師が指導を行い、職場で具体的業務を展開するための「実務力」を習得できます。

この機会に是非ご参加ください。

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【対象】衛生工学衛生管理者、第一種・第二種衛生管理者、人事労務等（修了証を発行付与します）

【定員】２０名

【講師】一般社団法人日本衛生管理者ネットワーク

労務労働衛生コンサルタント／第一種衛生管理者／公認・心理師・臨床心理士／産業医／保健師／社会保険労務士

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【カリキュラム】※詳しくは「詳細PDF」をご覧ください

○１日目　９月２７日（金）

■労働衛生管理の機能と構造（企業における労働衛生管理と衛生管理者／職場巡視がうまくなる３つのポイント）

■作業管理（ストレスチェック結果と業務改善）

■健康管理（健康診断結果に基づく衛生管理者の活動／仕事による健康管理と保健指導）

■実務研究（ストレスと健康管理そして具体的な指導）

 

○２日目　９月２８日（土）

■労働衛生関係法令（労働安全衛生法と労働基準法の関係／労働安全衛生法の具体的な解釈）

■作業管理（労務管理と労働衛生管理の同軸マネジメント）

■労働衛生教育（労働衛生教育の計画と実践）

■作業環境管理（作業環境測定、一般作業環境、保護具管理／化学物質管理の現状とリスク管理）

■事務連絡（終了証交付）

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